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#3 農地を探す(長くなってすんません)

それでは#2に書いてた農地を借り受ける4つの方法を簡単ではありますが現状も併せて説明致します!

①大阪府の農地中間管理機構(みどり公社)に登録して農地を探す

農地中間管理機構とは、国が定めた各都道府県にある農地を管理している仲介業者のことです。法人さんです。大阪ではみどり公社っていいます。
農地を貸したい地主さんと農地を借りたい人が登録して、条件があえばマッチングしてくれます。
借りる側は誰でも登録できるわけじゃなくて、みどり公社に農業ができる体制が整ってるということを認めてもらわないといけません。農業ができる体制というのが「農業技術があるか・労働力は確保できているか・つくる作物における収支計画が細かくたてられているか」ということです。おおまかにゆうと、です。
登録できたら、農地ナビというサイトでみどり公社の管理している農地の地図が載っている農地台帳をみることができます。そこで希望に合う農地の場所、広さ、条件などで選ぶことができます。←私たちは今ここまできてます!現地まで農地をみにいったりもしてますが、なかなかみつかりません。
みどり公社は基本的には大阪府全域の農地を管理してますが、載ってない市町村も多いです!その理由は②で説明していきます。

②各市町村の農業委員会・農業振興課などで管理している農地銀行から借りる。

先ほど話していたみどり公社は市街化区域・市街化調整区域の農地に一切関与していません。
どーゆうことかとゆうと、まず市街化区域というのは市街化する為の区域つまり家やそれらの建物を建てる為の区域であり土地なので、農地になることはありません。
市街化調整区域(以下調整区域)というのは、市街化しすぎないように調整する区域、農地や緑を守るための政策のことです。市街化→A、調整→Bとしましょう。地方によくみられることですが少子高齢化により人口が減ってきているので、AがBになることはあってもBがAになることはありません。市街化にして家やマンションを建てても住む人がいないからです。
基本的に農地の貸し借りはその調整区域で行われる為、みどり公社で管理している農地は調整区域外の少し中心部から離れたところにあります。つまり山間部ということになるので、農地が区画整理されていなかったり集積・集約されていなかったり道路に面していなかったり水路が確保できなかったり獣害が多かったりなど・・
すべてがそうではないですが、そのような農地も多くあるのも事実です。平成25年くらいから遊休農地や耕作放棄地を集積・集約していったりなど自治体はもちろん、国も力をいれてはいるみたいで、一部実績はあるみたいですがなかなか末端にまでは及んでないように感じます。

はい!前置きがチョー長くなってしまいましたが、笑
その調整区域で農地を管理しているのが各市町村の農業委員会・農業振興課などです。
「など」というのも、各市町村によってビミョーに管理している部署が違うので、農業委員会だったり農業振興課であったり農林課だったり農と緑の推進課とかもあります。そうです、ややこしいっす。 各役所・役場で聞いたら確実ですので問い合わせてみてください。たらい回しにされる可能性もあるので気をつけてください。泣
で!じゃあ調整区域である、整理されていて中心部から近い農地(中にはそうでない農地もありますが)を借りよう!と息巻いて行ってもすぐには農地は紹介してもらえません。当然みどり公社同様審査があります。いわゆる、国が定めている「認定新規就農者」というやつです。
認定新規就農者とは、簡単にゆうと新規就農する個人(法人)が農地を借りるに値するものと認定される制度のことで、これに認定されないとほとんどの市町村では農地を借りることができません。 認定されれば農地以外にも金銭的にも融資が受けやすくなったりもするので、新規就農者にとっては避けては通れないところではあるのかなっと感じます。
私たちは今その認定の申請をしているところですので、審査待ち。です。市町村によっては、審査に1~2年かかると言われたこともありますが、農政局の方とお話しさせて頂く機会があったとき相談したらありえないと言われました。しかし少なくなってているとはいえ、まだまだ新規就農者を受け入れる体制が整っていないように感じています。ふぅー。

③地主の方に突撃して直接お願いする。

あまり現実的ではないですが、一度資料をつくって名刺と一緒に渡したことがあります。その時は何のリアクションもなかったのですがそらそーか。
どこぞの得体も知れん変なひげでメガネで菅田将暉のことをずっとすがまさきやと思ってたにーちゃんが急に話にいってもだめでしょう。
そもそも①.②でも説明しましたが、農地を借りるのに色々と審査や制約があるのは、借りたはいいもののたった数年で続けることがしんどくなり、途中で放棄してしまう人が多かったからでしょう。地主の方が代々先祖から受け継いできた土地を借り受けるということの重みは感じないといけません。

④農業者の方と仲良くなって、農地を紹介してもらう。

なんとも虫のよすぎる話にも聞こえますが、筋は通さないといけません。
私たちはまず各市町村の自治体やJAがやってる朝市に顔をだして、つくった資料と一緒にお話しさせていただく機会をつくることにしました。
時には資料を受け取ってくれなかったりしたこともあり枕を涙で濡らした夜もありました。(すいません、うそです。)
何回か行くことで顔を覚えてもらえるようになり、相談にのってくれるようにもなりました。中には農地があっても身体がしんどくて、先代から受け継いでる土地やからほったらかすわけにもいかんので仕方なく米育てとるんやけどお金にならんし困っとる農家さんもいらっしゃると聞きました。
紹介までは至らなかったのですが、潜在的にまだ農地はあると言うことが知れたので希望がもてる機会となりました!
何より農家の方と知り合えたことで農業や作物のことはもちろん、その方たちの苦楽も知ることができたのでこの出会いを大切にして、もっと私たち若い世代で農業界を盛り上げていこうと思えた機会でもありました。

題名に♯が入っているのが上平ブログです ^^