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62.茨木市自治会の方との打ち合わせ(2018年6月8日)

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本日は19時半より茨木市の自治会の方を交えた初めての打ち合わせ(顔合わせが)ありました。参加者は総勢23名(大阪府様3名、茨木市様3名、みどり公社様2名、茨木市某自治会様13名、弊社2名)に上り、夜遅くまで私たちのために皆様にご協力いただきました。下記に用意したものと当日の内容等を記載いたします。

当日に用意したもの

弊社概要と農業に対する想い、営農計画書、さらにこれまでみどり公社様(農地中間管理機構)を通して、質問頂いたものの回答書を用意いたしました。
※具体的にどんな質問があるのか、これから収納する方にも知って頂きたいと思いますので、事前回答を求められた質問を一部掲載いたします。

①当該農地へハウスを建てる場合の重機の規模(何tラフター、何tDT)と一日の往来回数、工事期間(1週間等)、進入経路→重機や搬入車両の駐車位置も示してください。

※農地への進入農道は最低限の舗装しかしていないので、重機や資材の搬入で損傷する恐れがあるので、最低限の規模の車両にしたほうがよいと思います。また、着工前に市や地元農家さんと現状を確認し、万一破損した場合は復旧することが求められます。

②電気については、どこから引き込みをされる予定か。※公社と地権者の立会いで、農地の前の道に引き込みをするので市の許可が必要、と連絡いただいておりますが、具体的に、どの電柱から農地の前の道に引き込むのか

③ハウスたてたあとに、どれだけの用水を使用する予定か。下流域の受益地への影響。→取水時期と期間ごと(育苗や育成期など)の用水必要量を示してください。また、水田かんがい期(5月~9月)以外に取水する場合、その方法も示してください。

④北側の隣接農地の日照

⑤農地の簡易な別利用(駐車スペースや出荷作業スペース)の計画 現有のコンテナも含め必要最小限の面積に(最大でも200㎡以内)

上記なような詳しい回答を求められるような質問が多く御座います。この質問に正確な回答をできるよう、研修先のイチゴ農園様を始め、見学させて頂いた農園様やメーカー様など、様々な方の協力をいただきました。

当日の内容

19時半よりスタートした初めての打ち合わせでは、まず一人ひとりの自己紹介をして頂きました。その後、私たちが作成した資料を基に約30分の時間を頂き説明。その後、約1時間半の質疑応答の時間がございました。

【会社概要と農業への想い】
まず、弊社の業務内容や農業事業をスタートしたきっかけ、これから農業事業をする上で志していること(事業理念)などを具体的にご説明いたしました。少しでも新規就農者の参考になるようその資料も近いうちに公開いたしますね!(自治会様に迷惑をかけないよう少し詳細情報は削らせて頂きます。)

【営農計画と質問に関する回答書のご説明】
その後、営農計画をご説明し(以前みどり公社に提出したものに少し加筆したもの)、寄せられた質問に対してご説明させて頂きました。

【質疑応答】
自治会様よりいただいた質問を少し掲載いたします。※事前に質問頂いていたもの(上記記載のもの)と重複したものもございました。

・電気線は他人の農地の上を通らないか?
・井戸を掘るのか?
・農業排水による近隣農地への影響は?
・草刈り時に飛ぶ飛石でハウスに穴が開いた場合の責任の可否
・雨水の排水経路
・駐車台数
・ハウスが飛散し近隣農地に被害が出た場合の補償

自治会様との打ち合わせとなると、このような具体的な質問が多く御座います。自治会様との打ち合わせの段階まで進まれた方は、「就農しても問題ない知識と、協力いただける方(メーカーや農家)との相談」は必須だと思います。

成果と今後の課題

結論から申し上げると「前向きに検討するので、質疑応答で出た課題をデータとともに持ってきてください。」というものでした。結論だけ見ると、受け入れて頂けている印象を受けられるかと思いますが、実際は部外者・それも法人での参入という事で快くは思えていただけておりません。※当たり前のことですが、先祖代々守り抜いてきた農地の近くに部外者、それも若者が営む法人での参入となりますので、「はい、どうぞ。」とはなりませんよね。(話はそれますが、ある大手農機具メーカーが高齢農家の方に農業を続けるモチベーションについてアンケートをとったところ、約7割の方が先祖代々の農地を守るため。と答えたみたいです。後は税金対策や趣味が続いたようです。)
私たちも、ここですんなりと「はい、貸しましょう」とならないことはわかっておりましたが、余りにも厳しい意見を多く頂き辛かったです。

私たちの力(準備)不足で貸せません!と言われるのであれば、納得しそれをフォローするための施策をたくさん打てるのですが、当日出た意見に「部外者が入ってくるのはいかがなものか?」なども多くあり、この段階でそれは違うでしょと凄く悲しくなりました。
ここまで来るのに研修先のイチゴ農家様を始め、メーカー様や行政様(みどり公社様や茨木市役所様、大阪府様)などたくさんの方に、たくさんの時間をかけて調整頂いており、そんなすべての関係者の想いも背負って当日を迎えていたので、その質問が多く出た時には本当に悲しく身体が震えました。

それらの意見が出た中で、取り繕っても前に進まないと思い正直に自分たちの意見をぶつけてみました。

「たくさんの方の協力を得ながらこの場所にたてております。また、皆様に少しでも信頼頂けるよう、資料作成、特にいただいた質問書の回答には何度も相談しながら大変多くの時間をかけて持って参りました。私たちの準備の部分でご不明点があり、懸念を抱かれているのであれば、今日帰ってからでも直ぐに参考文献などを調べデータを出し、明日メーカーに問い合わせ必要な情報を全力で集めます。

でも、私たちの力とは全く違うところで、受け入れを拒否されているのであれば、ここまで協力してきて下さった皆さんに本当に申し訳なく思いますが、今すぐ断って頂きたいです。私たちは見た通り若く、茨木市ともこれまで縁があったわけではございませんので、皆さんに今すぐ信頼頂けないのは承知しております。

それでも、この農地を借りたいと2月に申し込んでから、ここで農園を運営したいという想いをもってこの4か月様々な手続きを進めてまいりました。私たちはここで農業がしたいです。その為に本日この場に立っております。

~~~~~etc。 」

あまり詳しく覚えておりませんが、上記のようなことを伝えさせていただきました。その後、少し私たちの事を見てくれるようになったように感じました。そして、最終的には宿題(農業排水の農薬データや電気引き込み等)を頂き、その回答が不安点を解消できたものであれば前向きに進めていくと、皆さんに言っていただけました。

本日を経て、農地が借りられると決まったわけでは御座いません。それでも自治会の皆様に納得いただける回答ができれば前に進める事が出来ると、確りとした光が見えたのは大きな収穫でした。まだまだ超えるべきハードルは大きいですが、上平と共に前へ前へ進めていきたいと思います。

最後に、本日夜分遅くまで私たちのためにご協力いただいた、みどり公社様、茨木市農と緑の推進課様、大阪府農政室様、そして自治会の皆様本当にありがとうございました。※多分ご覧にはなられておりませんが、いつかこのブログを見て頂いた時に、あの時この若者たちに貸して良かったなと言っていただけるような、農業者になりたいと思います。先ずは農地を借りられるよう全力で取り組ませて頂きます。

話まとまりませんが、この辺りで。また動きがあればご報告いたします。